顧客中心主義に基づく業務運営方針
2018.8.31
SBIアセットマネジメント
当社の考え方
SBIグループは、1999年の創業当初からお客さまの利益を最優先する「顧客中心主義」を貫き、インターネットをはじめとする革新的な技術を積極的に活用することで、より好条件の手数料・金利でのサービス、金融商品の一覧比較、手数料の明示、魅力ある投資機会、安全性と信頼性の高いシステム、豊富かつ良質な金融コンテンツ等、真にお客さまの立場に立った金融サービスの提供に努めてまいりました。
SBIアセットマネジメント株式会社では、SBIグループの一翼を担う運用会社として、お客さまのニーズに合わせて新たな投資手法や投資対象を組み合わせ、革新性の高い投資商品の開発・提供を行い、良好なパフォーマンスを維持しながら、分かりやすい情報提供をして、お客さまの資産形成の一助となるよう企業努力を続けてまいりました。
こうした取り組みをより一層強化・徹底していくために、「顧客中心主義に基づく業務運営方針」を公表するとともに、顧客満足度など常にお客さまの視点からその取り組みや成果を評価し、定期的に見直しを行ってまいります。
主な取り組み方針
SBIアセットマネジメントは、お客さま中心主義に基づく業務運営を実行いたします。
そのため、以下の4つの方針に沿って行動していきます。具体的な施策は「アクションプラン」をご覧ください。
Ⅰ 資産運用
お客さまの中長期の資産形成に資するため、株式、債券、ETF、オルタナティブ等種々の投資対象を組み合わせ、自社運用のほか、特定の分野の運用力に秀でた運用会社を運用委託先、助言先として取り込みつつ、投資商品の良好なパフォーマンスの実現に努めます。
Ⅱ 商品開発
当社は、お客さまにとって「このような運用会社が欲しかった」という存在になるよう、未来を先取りする投資機会の創出とお客さまの資産形成に資する投資商品の提供を目指します。また、SBIグループのリソースを最大限に活用した高付加価値商品を提供していきます。
Ⅲ お客さまサービス
当社は、投資運用業者として、投資商品の運用戦略・運用経過、パフォーマンス、リスク特性、各種の費用の発生等を、投資環境の変化に応じてタイムリーに分かりやすくお客さまにお伝えすることが、安心して運用をお任せいただくために重要であると考えます。また、お客さまには自律的に的確な判断ができるよう、情報サービスを強化してまいります。
Ⅳ 経営全般
経営の独立性・透明性を高め、資産運用を託される会社として高い倫理観を持ち、コンプライアンス重視に努めることにより、信頼される運用会社を目指していきます。
アクションプラン/ Ⅰ資産運用
原則1 | 策定・公表等 |
原則2 | 顧客の最善の利益の追求 |
原則3 | 利益相反の適切な管理 |
原則4 | 手数料等の明確化 |
原則5 | 重要な情報のわかりやすい提供 |
原則6 | 顧客にふさわしいサービスの提供 |
原則7 | 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等 |
実施時期 | |
---|---|
A | 達成中・持続 |
B | 2018年3月まで |
C | 2020年3月まで |
項目 | アクションプラン | 実施状況 | 時期 | 原則 |
---|---|---|---|---|
1 |
運用評価機関より、高い評価の取得を目指します。 |
|
B |
2 |
2 |
「責任ある機関投資家」の諸原則《日本版スチュワードシップ・コード》の受け入れを表明し、 |
|
B |
2 |
3 |
株式投資に伴う利益相反防止、企業価値(株式価値)の増大、又はその価値の毀損防止の為、 |
|
B |
2,3 |
4 |
運用プロフェッショナルの人財増強および育成を含む運用体制の強化を図ります。 |
|
A |
7 |
アクションプラン/ Ⅱ商品開発
実施時期 | |
---|---|
A | 達成中・持続 |
B | 2018年3月まで |
C | 2020年3月まで |
項目 | アクションプラン | 実施状況 | 時期 | 原則 |
---|---|---|---|---|
1 |
強みである中小型株式戦略の一層の増強と新商品の開発に取り組みます。 |
|
C |
6 |
2 |
SBIグループ内のシナジー効果を追求した商品を提供(例:地域銀行価値創造ファンド)していきます。 |
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B |
6 |
3 |
モーニングスターグループの調査力を活かした商品開発をしていきます。 |
|
B |
6 |
4 |
ITを活かしたESG商品の投入していきます。 |
|
C |
6 |
5 |
運用報酬(手数料等)の設定の見直しを行っていきます。 |
|
A |
4 |
6 |
人生100年時代を想定した商品(資産形成から取崩しまでを想定した商品)を設定しました。 |
|
A |
6 |
アクションプラン/ Ⅲお客さまサービス
実施時期 | |
---|---|
A | 達成中・持続 |
B | 2018年3月まで |
C | 2020年3月まで |
項目 | アクションプラン | 実施状況 | 時期 | 原則 |
---|---|---|---|---|
1 |
目論見書や運用報告書等の法定開示書類等の報告書類、各種レポートにおきましては、手数料等の費用の詳細をお客さまに分かりやすく記載していきます。 |
|
B |
4,5 |
2 |
月次、週次の定時レポートや市況急変時の臨時レポート、投資に関連するトピックスレポートなどの任意開示資料を充実させ、タイムリーな情報開示に努めます。 |
|
B |
5,6 |
3 |
当社HPサイトの利用をより快適にするため、スマートフォン・タブレット対応を行います。 |
|
B |
5,6 |
4 |
ITを活用し、お客さまの中長期的な資産形成の理解に役立つツール・情報の提供を行います。 |
|
C |
5,6 |
5 |
ネットセミナー及び動画コンテンツの提供を充実していきます。 |
|
B |
5,6 |
6 |
販売会社へのアンケート実施等により、お客さまの声をうかがい、継続的なサービス改善に努めます。 |
|
B |
6 |
アクションプラン/ Ⅳ経営全般
実施時期 | |
---|---|
A | 達成中・持続 |
B | 2018年3月まで |
C | 2020年3月まで |
項目 | アクションプラン | 実施状況 | 時期 | 原則 |
---|---|---|---|---|
1 |
高い倫理観の醸成や資産運用の専門性の獲得を目的に、従業員向けにコンプライアンス研修等の社内研修を実施し、また、SBIグループ内の教育研修プログラムへの参加への推奨を行う等、社員の自己啓発への援助を行っていきます。 |
|
B |
2,7 |
2 |
従業員は、上半期、下半期毎に各自目標を策定し、その目標の達成度、業績寄与に応じて人事評価を実施します。 |
|
B |
7 |
3 |
当社とグループ会社間で行う主要な取引については、社内規程に基づき、独立した第三者である弁護士に監査を依頼することにより、利益相反取引の防止を図ります。 |
|
B |
3,7 |
4 |
リスク管理体制、内部統制の一層の充実の為に人財の強化をしていきます。 |
|
B |
7 |